初めての一人暮らしで、天井と壁が上の画像のような
コンクリート打ちっぱなしの物件に1年弱住みました。
わたしがこの物件を選んだ理由は一つ
RC造に住みたかったから!
とにかく隣人との騒音トラブルを回避したくて、
防音に優れてる鉄筋コンクリート造(RC造)を探したのですが、賃貸で希望家賃のRC造は数が少なく…
唯一あったのがRCどころか壁もコンクリートの物件だったのです。
なんかデザイナーズマンションらしい!まあRC造ならなんでもいいや!
こんなふうに大しておしゃれでもない人間がコンクリート打ちっぱなし物件に住むと、
どのような感想を持つのかをお伝えしていきたいと思います。
寒い
まず、冬場は寒いです。
壁が自発的に冷気を放っていました。
冬場は基本的に部屋の中央で生活して、壁には30㎝以上近寄らない生活をしておりました。
暖房をつければ過ごせないことはないのですが、いかんせん壁が空気を冷却させていくので部屋に熱がしっかりたまりません。
通常、暖房をつけてしばらく経つと部屋全体が暖かくなると思うのですが、どんだけ暖房をかけても暖まりきることがありません。
ずっと部屋に帰ってきた時と同じ温度・風量で温め続ける必要がありました。
電気代は?
上記のような暖房事情のなめ、夏場は6,000円で済んでいた電気代が冬場は11,000円ほどかかっていました。(オール電化です!)
壁に寄りかかろうと思えない・ぶつかると痛い
冬はもちろんのこと、オールシーズン壁に寄りかかる気にはなれませんでした。
壁全面が大きな石だったらをイメージしてみて、寄りかかろうと思うか?思いません。
質感が固すぎて寄りかかっても痛かったです。
また、ひょんなことで足などをぶつけたら、普通の壁にぶつけた時より痛みが大きかったです。
壁の色がグレーで気分が下がる
これは好みの問題なので人によりけりだと思いますが、部屋全体が暗く見えてしまいだんだん気分が下がっていきました。
私の物件選びの条件の一つに「床の色が薄い」というものがありました。
こげ茶色のフローリングは部屋が暗くなるので避けたかったのです。
ちょっと考えればわかりそうな話ですが、床の色が暗いのが嫌でも壁の色は暗くてもOK、とはならなかったわけです。
白い壁への憧憬は日に日に強まっていきました。
無垢板や白のフローリングが好きな方がコンクリート打ちっぱなしの物件を検討される場合、壁の色が暗いのは許容できるか?はきちんと向き合うことを推奨します。
監獄されてるっぽい
かなりマイナスイメージがついてしまっているので、最終的にはなんか牢屋で寝てるみたいだな、とコンクリートの天井を見つめながら毎日就寝していました。
日当たりが悪かったせいで夏は涼しかった!
コンクリート打ちっぱなしで唯一よかったのが夏は涼しかったことです。
他の方の情報を見ると夏は夏で暑いことも多いようですが、私の住んだ部屋は違いました。
びっくりするほど日当たりが悪かったことが原因だと思います。
コンクリートが熱くなるほど陽があたらないのがうまく転んでいたようです。
おしゃれでもない私にコンクリートはレベル高すぎた
以上がコンクリート打ちっぱなしに対して私が思ったことです。
結論、コンクリートにおしゃれさを見いだせない人はデメリットのほうが大きいのではないかと思います。
コンクリート打ちっぱなし物件をご希望の方は内見される際に、
部屋を見ておしゃれだなと思うかどうか、壁に寄りかかってみていける!と思えるかが重要かもしれないです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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