歯列矯正のために上の歯にアンカースクリュー、下の歯にリンガルアーチを同日に上下装着しました。
同時につけた理由は下の歯が動き出すのはしばらく先ですが、アンカースクリューをつけると歯の位置が型取りした時からずれてしまうためだそうです。
装着後1週間ほど思うように噛めず、食事に不自由をきたす日々が続きました。
矯正していた友人が”装置着けたばかりで大変”とこぼしていた意味がようやく分かりました…
慣れるまではワシはもうだめかもしれないと連日思っておりましたが、今はある程度の物なら食べれます。
人間の適応力のすさまじさを見せつけられました。
装置をつけるとどんな感じなのか?器具をつけるとなぜ噛めないのか?をお伝えします。
口の中の画像を貼り付けております。ご認識の上読み進めていただけますと幸いです。
アンカースクリューとリンガルアーチ
上顎:アンカースクリュー
分かりにくくて恐縮ですがこんな感じです。
金属が6番目の歯についております。
7番目の歯を抜歯して、空いた空間に6番目の歯を移動させていく予定です。
固定源は上顎に打ったねじです。
下顎:リンガルアーチ
こんな状態です。金属が6番目の歯についています。
5番目の歯を抜歯して空いた空間に4番目の歯を移動させます。
固定源は6番目の歯(金属がついてる歯)です。
装着後の痛み
装着後の痛みはネジを打った時に比べたらはるかに楽でした。
装置がついている歯が噛むときに痛いだけで常時痛みがあるわけではありませんでしたし、1週間ほどたったらそれもなくなりました。
装着後の食事
1~5番目の噛み合わせが浅くなり、6番目の歯が痛いのでほとんど何も噛めませんでした。
どういうことかというと、上も下も6番目の歯に金属が覆いかぶさって高さが従前より増した結果、噛もうにも金属が先に当たってそれ以上噛めないのです。
全力で噛んで写真を撮った図が以下の通りです。
金属がついた歯より手前の歯が浮いてるのがお分かりいただけましたでしょうか。
この状態で何を食えというの…医者よ…
当初はそう思っていましたが、1週間ほど経過するとだんだん噛むコツを得て食事ができるようになりました。
麺類など細いものは依然として食べにくいですが、装置装着から1月ほど経った今も徐々に食べれるものは増えてます。
おわりに
以上がアンカースクリュー・リンガルアーチをつけた感想です。
違和感や痛みはもちろんですが、食事のインパクトが甚大でした。
最初の内は食事メニューを考えるのに苦慮しました…私が作ってみて矯正器具がついていても食えた食べ物は随時記録しておりますので、どなたかのごはんづくりに役立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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