ダイエットとは何かの習慣をやめたり、何かの習慣を新しく定着させることだと言い換えられます。
生活の一部を何かしら変え、日常に新しいことを取り入れるのはエネルギーを要します。
少し気持ちが緩んだ時に「今日ぐらいやらなくてもいいかな」と思うか「そんなこと考えるぐらいなら今すぐやろう」と切り替えられるか。
わたしの場合、その差はダイエットへの意志の強さから生じていました。
では10kg減量した時に、そこまで強い意志を持てたのは「人間になって劣等感から解放されたい」「言い訳ばかりで行動しない自分が嫌だった」からです。
そこで今回はわたしが本気で痩せようと思ったときの話をお伝えしていきます。
知恵袋の投稿がきっかけ
ダイエット欲がバーニングしたきっかけをおお伝えします。
痩せる直前の健康診断で体重もさることながら、最も驚くべきは体脂肪率が36%だったことです。
何かのダイエット特番で女芸人さんの減量前も36%とかだった気がする…
健康的にやばいんじゃないかと思い、"体脂肪率 36%"で検索をかけました。
すると、知恵袋で以下のような投稿を見つけます。(5年前なのでうろ覚えです)
体脂肪率36%ってやばいですか?
豚以上ですね
後から調べると豚は体脂肪率15%前後と割と引き締まったボディをしていると知りました。
ただ、当時の私にとって豚をより価値がないような表現がとても刺さり(豚に失礼)、これまでの太っていることで噛みしめた劣等感が一気に押し寄せました。
わたし…人間になりたい!
そう思い、ダイエットへの熱量が高まりました。
しかしそれでもなお、心のどこかできっと痩せられないんだろうな…と思っている自分がいました。太っているのは体質だと半ばあきらめていたからです。
そんな時に、友人との会話で気づきを得ました。
体質のせいにするかっこ悪さに気付いてダイエットを決心
私は、自分が太っているのは体質のせいだと思っており、豚以下と見知らぬものに誹られてもなお痩せた自分が想像できずにいました。
そんな時、いつものように私は友人にこぼします。
あーあ、こんなに太ってなければよかったんだけどなー
じゃあ痩せればいいじゃん
いや、でも体質がなー
いつも体質体質言うけどそれを言うてもさー
太ってるって思うなら痩せればいいじゃん
ここでようやくハッとしました。
確かに、体質的に太らない人もいますし、痩せられる体質になれるならなりたい。
でも、わたしが痩せるという一点にフォーカスした時に他人との体質の違いを指摘してもわたしの体型は変わりません。
これまで、窓ガラスに映る自分を見ては
なんで私はこんなに太っているんだろう、ただ生きているだけなのに
と悲劇のヒロイン気取りでした。ダイエットを始めても
こんなことして本当に痩せるのかな(3日ぐらいしか経ってない)
なんであの人は何もしなくても痩せてるのに私は体質のせいで努力しなきゃいけないんだろう…?
といった調子で、ダイエット開始ほどなくして何も変わらないと決めつけ、生まれながらに痩せている人と自分を比べて理不尽さを噛みしめていました。
それまでは妬みから体質のせいにする言い訳を垂れ流し、衝動的に痩せたいと言うだけでした。
3日坊主の痩せたいと言い訳を聞かされる友達も優しく聞いてはくれてもきっと迷惑だろうし、このまま痩せずにいたらもっと心根が汚くなる。
この気づきが、ダイエットに懸ける気持ちへの導火線に火をつけたのでした。
ダイエット成功の理由は考え方の変化
以上がわたしの痩せたいと思ったときのきっかけのお話でした。
過去にダイエットに挑戦してきたときも本当に痩せたいと思っていましたが、
10kg痩せたときの痩せたいと決定的に違っていた点が一つあります。
それは、10k痩せたときは見た目だけではなく自分の性質を変えたいという思いがあった点です。
人間的な部分でも変化していきたいと思えたからこそ意志を強く持ち、ダイエットが続けられたのだと思います。
その他にも、ダイエットを3日坊主の時と継続した時で考え方が変わった部分がいくつもあり、そういった考え方の変化もお伝えいきたたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント