よく恋愛ハウツー本とかで
女はただ受け取ればいい、わがままになればいい、感謝すれば
的な主張を見かけます。
いや~ほんとかよって思ってたんですが
少し前に付き合ってみて
それな!!!
と思った。
最初はめっちゃいろいろしてくれた
最初はいろいろしてくれたんですよ、さも当たり前のように迎えに来てくれたりとか。
謝罪祭り
迎えに来てくれたりとか、荷物持ってくれたりとか
そういう関係性を羨ましいなと思いながら眺めていました。
ただ、いざ自分が直面すると普段から誰かに自分のためにしてもらう機会が少なくて
わざわざ申し訳ない
ごめん遠回りよね
とか、感謝する前にいちいち謝罪してしまってたんですね。
こちらがむしろ与えてしまう
謝罪だけでは飽き足らず、
私にできることをせねば…!
と意気込み、
おごってくれるつもりだったのに無理やり財布に金を突っ込んだり、
料理を振舞ったりと、私なりにお返しをしてしまいました。
いや、返すこと自体はむしろいいことなんでしょうけど、
本当は背伸びしているのにそういった素振りは見せずに無理してお返ししていたんですね。
段々「そこまでしなくていい人」に成り下がった
するとどうなったか。
段々これまでやってくれていたことを渋りはじめ
「料理だけは作れるでしょ」とホットクック扱いしてくるようになりました。
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高級品は高級品・プチプラはプチプラの雰囲気の自ら醸している
お相手の殿方が失礼なのか、慣れてくると世の男女はこんなもんなのか
相場は分からないし、色々な意見があると思います。
ただ私個人としては、当初の状態が維持されると思っていたので悲しくなったのです。
これで
私は相手がしてくれたことを「そんなことしてもらうに及ばない存在です」と謝り続けて
結果としてその水準まで対応が下げられただけなのかもしれないとも思うのです。
元彼おんどりゃあああ
というのがこの記事の主題ではありません。
しまむらでは掘り出し物を探すべくハンガーを勢いよく滑らせていきますが
シャネルではショーケースから取り出してもらわなければ触れない商品だってあります。
このような対応の違いは、客である私たちの心構えが異なるのはもちろんですが、
それ以前にしまむらはしまむらというオーラを放って「安いですよ!!!」と全力で叫んでいて
シャネルは高級感をまとっている。
店側が自分の値打ちを決め、それに合わせて客の対応が変わってるですよね。
最初シャネルだと思ってたらしまむらだったら、しまむらに合わせますよね。
自分を否定すると「私は安物です」と大売出ししているのと同義になって
安物扱いし始めるのも頷けるな…と気づきました。
自分を安値で売る勇気
恋愛に限らずあらゆる人間関係で同じことが言えるのかもしれないです。
何かにつけて謝るとき、無駄に卑下するとき、
自分で自分を安売りしているわけなので、後から適当にあしらわれたとしても仕方ないわけで
イライラするのはお門違いなのかもしれないです。
いきなり自分を高く値打ちするのも難しいかもしれませんが
謙遜のしすぎは損になるのだと身をもって学びました。
月並みですが、ごめんではなくありがとうを言える人になりたいですね。
おしまい
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