文章の端々で結婚したくない的な発言を繰り返しているわたしです。
周りの方は結婚願望あり寄りのありな人が大多数なので、なんで結婚したくないの?と何となく異質なものを見る目で見られることもしばしばあります。
理解がないわけでは全くないんだけどね!
ただ少数派であることは確かなので、今回はわたしが結婚に前向きになれない理由をお伝えしていきます。
寿命が長すぎる
人の寿命が長くなりすぎて、結婚というシステム自体に無理があるんじゃないかと思っています。
江戸時代なんかまでは人間の平均寿命は40年程度だったと聞いています。
15歳ぐらいで結婚して一生一緒にいたとして大体25年程度になります。
昨今医療の進歩は著しく、平均寿命は80歳ぐらいまで到達しています。
結婚年齢がもう少し遅くなって30歳ぐらいになったとしても、50年ほど一緒にいることになり、
それでも江戸時代の倍以上一人の人と一緒にいないといけないわけです。
昨今3組に1人は離婚するとか熟年離婚の増加なんかが騒がれていますが、
結婚の仕組みはそのままで一緒にいる時間だけがべらぼうに伸びているわけでして、
そりゃ時間が経てば価値観や考え方はどんどん変わっていくだろうし無理があるだろと思ってしまうわけです。
難しいのに敢えて一緒にいたいと思うからこそ尊いのかもしれませんが…
そもそもそこまで長生きするかもわかりませんが、仕事ですら3年で退職するわたしには50年も何かを続けられるとは思えないのです。
60歳ぐらいになってから結婚したいなとは思います。そのころに婚活する人なんてあまりいないと言われてしまえばそれまでですね。
自分のことで精一杯
恋愛経験はほとんどないですが、相手を幸せにしたいと互いに思えている状態が理想的なのではと踏んでいます。
わたしには優しさや気配りの能力が欠けており、自分の状態がよくないと相手を思いやれないため、基本的に誰かと暮らしを共にする素地がないと考えています。
基本的にわたしはとにかく自分勝手で、加えて自分のペースで暮らすのが当たり前になってしまっています。
不安や恐怖を人より感じ易く、自分をコントロールすることすらままならないので、こんな状態で誰かと一緒に暮らしてもうまくいかないのでは?と思っています。
動機が醜い
結婚に前向きになれないとお伝えしていますが、意固地になって結婚したくないと思ってはいないです。
むしろこんな状態でも一緒にいたいと思える人がいたら結婚してみたいです。
婚活をして積極的に将来の夫となる方を探していく予定はありません。
婚活したほうがいいかなと頭をよぎることもありますが、そういう時は決まって
金銭面で誰かと暮らしたほうがコスパがいいなとか、自分が働けなくなった時のために養ってもらおうとか
自分の将来への不安が背景にあります。
将来の解消する手段として結婚を、道具としてお相手の人をとらえてしまう自分に嫌気がさしますね…
こんな動機で結婚しようとしている人と誰が一緒になろうと思うだろうか(いや、ならない)と思うわけです。
綺麗ごとだけ並べても生活していけないし、
金銭面や将来の不安のために婚活するのもダメなわけじゃないのだとも思います。
お金を稼ぐ能力や包容力は魅力の1つとして重要な要素です。
ただ、わたしの場合は人間関係器用じゃないので、不安が全てで結婚してもいずれ破綻してしまうだろうと想像できてしまうのです。
いい人がいたら、とか言っていると多分ずっとできないんだろうね
以上のような理由から婚活せずにぬるぬる暮らしています。
結婚に対してポジティブでないのに結婚しようと思えたら逆にその人は大切にした方がいいと思うのですが、
それはいわゆる白馬の王子様思考だと自覚しております。
周りのみんなが頑張って思いを伝えたり喧嘩したりしながら恋愛や結婚を積み重ねているのは少なからずわかっているつもりです。
多くの人が努力して手に入れているものを、わたしに限って何の労力もなしに手に入れられるほど世の中うまくできてないだろうし、
わたしは前世でも現世でもそんな徳を積めてないでしょう。
そんなわけで、良い人がいたら、なんて言っているとずっとできないのだろうという事実は受け入れています。
今のわたしにできることはみんなを応援することだけなので、結婚式は必ず参加しご祝儀をしっかり払ってみんなの幸せを祈ろうと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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