久しく更新しておらずご無沙汰なブログです。
ブログから離れている間何をしていたかといいますと、3月に転職し、4月に残業時間90時間をたたき出しました。
過労死ラインが80時間らしいので労基的にアウトと思われる数値です。
2・3年前にテレビで過労で自ら命を絶ってしまった方のニュースで月250時間とか言われていたと記憶しております。
なので、きっともっと働いている人もいるのかもしれません。
そんな皆さんを前にしたら、わたしは甘いと言われてしまうかもしれませんが、90時間残業の暮らしを継続しろと言われたら私は無理です。
ただ、経験したことない方はどんな生活になるのかイメージが湧かないと思います。
うっかり皆さんが残業しすぎないように、
- 90時間働くとどんな暮らしになるのか
- 何がどう辛いのか
- 長時間労働により得た気付き
をお伝えしていきます。
みんなのためとか言っているけど平たく言えばただただ文句を言いたい!!!!
暇な人はお付き合いいただけると幸いです。
残業90時間の暮らし
残業90時間に到達するには毎日どれくらい働くのかを経験ベースでお伝えします。
- 平日は2~4時間の残業
- 土日のうち8~10時間ほど3日間労働
していた感じです。
平日は9時過ぎから仕事を開始し、21時~23時終了がデフォでした。
風呂や食事はできますが、それ以外のことはほぼできませんでしたね…
そして、残業時間の積み上げにダイレクトに影響を与えるのが休日出勤です。
休日はタイムカードを切ったその時から時間外労働のゴングが鳴り響きます。
3日間×8時間休日出勤するとそれだけで24時間の残業となります。
過去に休日出勤した経験はあるのですが、局所的に業務負荷が高まっての勤務でした。
よって、休日出勤をした同月に振替休日を取ることにより連勤は回避しておりました。
残念ながら今回は休日出勤しても振替でお休みが取れず、13日間連続勤務となったのがきつかったです。
長時間労働のデメリット
敢えてお伝えするまでもないかもしれませんが、90時間残業のデメリットを経験に基づいてお伝えしていきます。
時間面:何かを削る必要がある
生活するうえでの休憩時間が十分に取れないので、それまでの生活で業務時間外で行っていたことを何かしら削る必要が出てきます。
私が削ったのは
- 料理する時間
- 運動やストレッチをする時間
- 湯船につかる時間
あたりですね!後掃除できなくて部屋が荒廃します!
精神面:仕事していなくても仕事が頭から離れない
休息時間を削ってまで仕事するアピールするくらいなら休めばいいじゃんアンポンタン
いや、本当にその通り。
その通りなんだけどPCをオフできなかったのは、
結局仕事時間外でも残っている業務が頭から離れなくて何も手につかないからなのです。
だったら働いた方がマシじゃない?と結局速やかにPCの電源をつけていました。
これが人を長時間労働のホルマリン漬けにしていく原因なんだろうなと社畜に片足突っ込んで思いました。
もう仕事とそれ以外の時間のオンオフなんてないですね。
明らかに仕事が終わらないのが目に見えているので、早くやらなきゃという焦燥感に常に駆られ、
他に何もする気になれないのが苦しかったです。
金銭面:残業代は案外残らない
わたしは幸い、固定残業代を超過した分のお金はきちんと払われる組織です。
と聞くと、お金貰えるなら働いたっていいじゃんと思ったそこのあなた。考えが甘いです。
ストレスを散財で発散するので、手元にほとんどお金は残らないんですね…
まだ給料入ってきていないのに、残業時間の半分くらいのお金を使ってしまっているのです…
(最近友人の結婚式とかあったからってことにしておきたいけど絶対それだけじゃないんだよね)
浪費の罪悪感が上乗せされて、気分良くお金が使えない点も見過ごせません。
ほどほどの残業時間にとどめるのが賢い社会人だと思います。
残業より苦しいもの
ただ、長時間労働よりなにより一番きついのは人間関係の悪い環境でした。
そろそろ本格的に愚痴でしかないので詳細は割愛します。
言葉のキャッチボールが成立しないと聞く気になれないのでますます仕事が進まず、
残業時間が増える負のスパイラルに陥ります。
たしかメンタリストdaigoも職場に親友がいると給与や仕事へのモチベーションが爆上がりすると言っていたような。
職場にどんな人がいるかはガチャ要素強めですが、今後転職するときの教訓にすると決めました。
過労により見えたもの
人より頻繁に転倒するため
タダでは起き上がりたくないどころかバック宙ぐらいかましたい精神で
残業を無理やり振り返りました。
過労のメリットは
- 自分の残業限界時間が分かる
- わたしはたまに40時間ぐらいで十分だなと思いました
- 大切にしたい価値観が少しクリアになる
- 職場に何を求めるか?が極端な環境に身を置くことで比較しやすくなります
- ワーク&ライフバランスの重要性に気づき、退勤後の幸せが嚙み締められるようになる
- 無職の期間に趣味もないしプライベートほどほどでいいやと思った自分を殴りたいです
といったところでした。
これらのメリットは一度気づいたらそれ以上の恩恵はないです。
もう二度とこんなに働くまいと心に誓い、一抹の罪悪感を抱きながら今日も30分残業で退勤しました。
誰も読まないブログではありますが、こんな風に書く時間を取れるのが本当に幸せですね。
何でもないようなことが幸せってロードの歌詞は真理だね(ちょっと意味違う)
皆さんもワークライフバランスにはご用心くださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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