被害届の出し方【干してた服盗まれた】

完全に油断していました。

暑い夏の日、翌朝取り込もうと思って
夜通し干しっぱなしにしていたスカートとワンピース1着ずつ、
計2着がベランダから姿を消しました。

確かに干して、明日取り込もうと思ってそのままにしておいたはずなのに…ない…

家の中をいくら探しても出てこない。
未だにどっかに隠れているんじゃないか、
若年性の認知症ではないかと自分を疑ったりしていますが、
出てくる気配はありません…

2着盗られただけでも不気味ですし何となく気持ちが落ち着かない日々です。

いざこのような被害に遭った時にどのように対処すればいいか分からず混乱しました。

私が行ったことをお伝えしていきます。

部屋の捜索

捜索するほど広くもない部屋を何度も見返し、
カラーボックスを開閉しまくりました。
もし私が取り込んだことすら忘れてしまっていたとしたら…?
振り返ったらそこに服があるんじゃないか…?
と奇跡を願い何度も部屋を見渡しました。

ありませんでした。

大家に報告し防犯アイテムの拡充依頼

次に訪れるのがもうベランダを使いたくない気持ちと
外干しで乾かしたい葛藤です。

とにかく防犯強化したいと大家さんへ報告しました。

わたし
わたし

盗まれたっぽい、防犯カメラつけてくれないですかね…?

ちゃんとした防犯カメラは70万円程度取り付け費用が掛かるそうで、
直近で購入は難しいと言われたものの、

色々防犯グッズは買い足してくれました。

警察に被害届を提出

大家さんから被害届を出しなはれと勧められ、
盗まれた日から3日後に被害届を提出しました。

部屋の捜索やら大家さんに相談やらしていたら時間が経ってしまっていたんですね…

警察からは何故タイムラグあるの?と何度も聞かれたので、早めに警察に相談しましょう。

被害届を出すメリット

私の被害届提出が遅れたのには
たかが1万円程度で大事にしたくないし、
被害届出してどうにかなるんか?という心理が働いていたのもあります。

ただ、聞くところによると、被害届を提出することによって

  • 近隣の防犯カメラの映像を警察が確認してくれる
  • 犯人が別の窃盗等で捕まり自白した際に情報を提供してもらえる
  • パトロール強化してくれることもある

などの対応強化が見込めるそうです。

被害届を出した後の方が何となく安心感も得られたため
警察にお手間をかけるのが後ろめたくなっても、出したほうがよいです。

被害届の出し方

被害届を提出するといってもどうやって?何からすればいいの?と困惑しました。

順を追って出し方を伝えていきます。

#9110で管轄の警察署を確認

きりん氏
きりん氏

お近くの警察署に電話して!

と一言で片付けられる話ですが、田舎過ぎて地域の警察がどこか分からない方(私です)

#9110に電話をかけましょう。

この番号はかけた地域の近くの警察相談窓口に繋がる全国共通の電話番号だそうです。
緊急性はないけど警察に聞きたい事象があるときは
ひとまず#9110にかければOKと学びました。
残念ながら通話料はこちら負担です。

わたし
わたし

服を盗まれて被害届出したいんですけど~住所は××です

きりん氏
きりん氏

××だと○○警察署のこの番号に電話して

こんな感じでどこに電話すればいいか教えてもらえました。

管轄警察署に電話

#9110で教わった番号に掛けます

わたし
わたし

服を盗まれて被害届出したいんですけど~住所は××です

きりん氏
きりん氏

今から家に行きますね

被害届を出すにあたり現場の状況を確認したいとのことで、家に行っていいか聞かれ、
迅速すぎる対応にびっくりしました。

たまたま仕事終わりでかけていたので無事対応できました。

サツが我が家にやってきた

ほどなくしてサツが家にやって来ました。

服2枚の窃盗に対して警察が4人でやってきて、
その仰々しさになんだか後ろめたくなりながら
聞かれたことにひたすら答えていきました。

その後、警察官が写真撮ったり色んな場所の距離を
メジャーで測ったりしているのを暫く眺めていましたが

わたし
わたし

これ、わたし邪魔じゃね…?

途中で奥に引っ込んだら必要な時だけ呼ばれました。
どうやらずっと近くで見ている必要はなかったようです。

被害届の押印

被害「届」だし、私が警察署に行って書類を書いて届け出ないといけない、と思いきや

警察官が私の伝えた内容に沿ってその場で書類作成してくれました。

しかも手書き。誤字があったら被害者(私)訂正印が必要らしい。大変だ…

私がしたのは

  • 記載内容の確認
  • 住所・氏名の記入
  • 押印

だけでした。後はひたすら待ち続けただけです。暑い中警察官ありがとう…

警察側で何かわかったら連絡してもらえる、
私からも何か手掛かりがあれば連絡すると会話して警察官は帰っていきました。

所要時間は#9110への電話から含めても大体2時間ちょいでした。

火災保険の対象にならないか確認

人から聞いたところによると火災保険によっては、
盗難された物品の金額相当のお金が下りるケースもあるとのこと。

私の加入している火災保険は被害総額が5万円以上じゃないと対象になりませんでした…無念。

警察のありがたさとシンプルライフの必要性

以上が服を盗まれた?事後対応でした。

無くなってしまった衝撃もあるのですが、私が紛失しただけでないかが凄く不安です。

警察が被害者の話を信用しなかったら事件として捜査すらされないんですよね。
仕事ゆえのホスピタリティであっても、
内心こいつが勝手に失くしただけだろと思っていたとしても
見ず知らずの私の話を全面的に聞いてくれる優しさが心に沁みました。

また、そもそも物に執着するからこそ失くした喪失感が大きいんですよね。
干しっぱなしにできるぐらい雑に扱っている癖に、いざ無くなったら
ギャーギャー騒ぐ自分の矛盾に情けなくなりました。

ミニマリストやシンプルな暮らし的なものを導入して
物への執着や少輔するアイテム数そのものを減らしたら身軽になれるのでしょうか…

見渡すと、モノがたくさんあるわけではないけど
何となく散らかった私の部屋が一面に広がっています。

盗まれたか無くしたか自信をもって答えられるように
物との向き合い方を見直していきたいと思います。

皆さんにこの記事が役立つ日が来ないことを祈っておりますが、
もし困ったら#9110にかけましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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