ダイエット=継続と言っても過言ではありません。
わたしは幾度となくダイエットに失敗してきました。
失敗と言っても続けているのに成果が出ない、ということは一切なく
1か月も続けられなくて、忘れて元の生活に戻っていき結果体重が減らないという流れでした。
では11か月で12kg痩せたときは、なぜ長期間にわたりダイエットを続けられたのかですが、
1つはこちらの記事でお伝えした、自分に合う方法を採用すること、習慣化せざるを得ないように己を誘導したことが理由です。
もう1つは、ダイエットや体型に関する見方を変えられたのが大きかったように思います。
具体的には、ダイエットを開始してしばらくすると
今日はやらなくていいかな…
とか、
そもそも運動とかやって意味あるのかな
とか、ダイエットをやめさせる思考が自分の中に働いていました。
わたしがダイエット失敗時に陥りがちだった思考をどう解釈するように変えたのかをお伝えしていきます。
いくら強制的に習慣づけようとしても、気持ちがダイエットに追い付かなければ挫折してしまっていたと思います。
あらゆる行動の源泉は感情ですよね。と考えるとダイエットはもはやメンタルと言えるのではないでしょうか…
挫折回避にメンタル大事
わたしが22年かけて遠回りして得た解釈が、皆様のダイエットのモチベーションに少しでも貢献できれば幸いです。
体質のせいで太っている
減量できた時は、体質を気にしたところで体重は減らないから考えるくらいなら行動しようと思うようにしていました。
わたしは控えめに言って太りやすい体質です。だから太っているのは仕方のないことだと思って、何だかんだ諦めてしまっていました。
幼少期から親族で集まり、年の近い従妹を見ると
同じ遺伝子を持っているのになぜこんなに体型が違うのかと、常々思っていました。
なぜか食いしん坊ポジションになりがちでした
かなり小さいころからわたしは太めであるという刷り込みと共に
体質のせいで太っているのだとそこはかとない被害者意識を持っていたように思います。
確かに体質は人によって異なり、太りやすさは人それぞれです。
しかしながら残酷なことに体質を比較して得られるのは劣等感だけで、体重は全然減らないままになってしまいます。
わたしが太っているのは当人にはどうすることもできない遺伝的な要因があるかもしれません。
ただそれを嘆いてもその分痩せるための努力が自分には必要なのだと振り切れたので、
言い訳をするのをやめられたなと思います。
やってもやらなくても変わらない
減量できた時は「やっても変わらないかもしれないけど、やらなかったら今のままなのは確かだ」と思うようにしていました。
過去はダイエットを始めて数日で「これやってもやらなくても変わんなくない?」「だったらやらなくていいや」と行っているダイエット方法を疑いがちでした。
よく言う、やらないで後悔するくらいならやって後悔した方がマシ的な思考ですね。
類似する思考で「このやり方が正しいのかわからなくない」「正しい効果が得られないならやらなくていいや」のパターンもありました。
これも同様に「やり方にこだわって何もしないより、正しいやり方でなくても1カロリーでも消費できればやらないよりは良いだろう」と考えていました。
体重は減らない
生まれて22年間、体重がずっと右肩上がりでした。
そのため無理もないのですが、体重が減る日は来ない、悪い方向にしか進まないと本気で思っていました。
なので食べ過ぎた後とか、体重増えてそうなイベントがあると、その時点でダイエットを放棄していたのです。
臭い物に蓋をするってやつですね
当たり前なのですが、日々刻々と体重は増減しています。
今時点での数値でしかないのに、太っていた時の私は、久しぶりに体重計に乗ると、
未来永劫ずっとその体重なのだ、と背中に体重の数値の書かれた烙印を押されている気分でした。
当たり前ですが、かつてのわたしも体重が流動するのは知っていました。
でも、実感を持てているのとそうでないのでは、食べ過ぎた後のメンタルの立ち直りの速さが全然違いました。
数か月経過して体重が2~3kgぐらい減ってくると、体重=減らないという固定観念が薄くなっていきました。
長期間の戦いなので、日によっては友だちと思いっきりご飯を食べたりする日がありましたが、
そういったときに「今日の私は増量したかもしれないけど、明日になったら減るかもしれない」とやれば減らせると自信を持てるようになり、ダイエットを続けていけました。
体重は諸行無常なんだね
減らすのも維持するのもだからこそ大変なんだけどね
1日サボったからもういいや
「昨日はできなかったのは今日やらない理由にはならない」と思うようにしていました。
極度の完璧主義者なのか、連続記録が途絶えると「昨日できなかったからもういいや」と思ってしまい、
1日何もしない日があるとダイエットそのものを断念していました。
もし毎日続けられなくても、例えばで3日に1度運動する日があれば、消費カロリーは運動しないよりはるかに大きいです。
連続して毎日やるのが目的ではなく、痩せるのが目的で、そのためには予定外のことがあっても受け流す余白も大切だなと感じますね。
実際気持ちに余裕がないとダイエットって難しくなると思ってます
おわりに
以上がわたしがダイエット継続のために変えた考え方でした。
- ダイエットを妨害してくる思考が現実にメリットを及ぼすか?(→大体及ぼさないので考えなくなる)
- 完璧・正解にこだわりすぎない
のが大切だなと思いました。
ダイエットは日々付き合っていかないといかんので、ストイックになりすぎない心意気がちょうどよいのかもしれないです。
でもすぐ効果は欲しいし…バランス感覚が難しいですね…今でももがいていて見つけられずにいます。
この考え方を取り入れれば続けやすいだろうなと思うところが少しでもありましたら、取り入れていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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