英語喋れないのにコミュ障27歳女が単身2か月フランスに行ってみて思ったことを書きます
英語喋れない 海外旅行 とかで検索すると
喋れなくても行ける!
躊躇するな!
という結論に至っている記事が多いですが、実際のところ
行けるには行けるけど、覚悟して行った方がいい!!!
言語が話せない=5歳児になる
英語またはその国の言語が話せないとどういう生活が待ち受けているのかを想定できていませんでした。
一言で言うと、「知能はそのままでできることが5歳児レベル」になります。
欲しいものを指をさして頼む、身振り手振りではい/いいえだけを伝えるのに必死。
想像以上にできないことが多かったです。
5歳のころの記憶なんてとっくに消えましたが、
言いたいことはあるのに伝えられないもどかしく、泣きじゃくるこどもへのシンパシーを強く感じました。
しかし我は27歳の大人。
何も言えない異国の人間に対して、なんと声をかければよいか分からない。
何を伝えても通じない。と思われているように感じました。
最初出迎えは笑顔でも、だんだん険しい表情を浮かべられ、優しく接してくれる人の方が少なかったです。
差別だ!失礼だ!という気は全くありません。
接客していて言葉の通じない海外の方が来たときに困惑した経験は私にもあります。
それなのに、渡航前は笑顔でコミュニケーションが取っている自分をイメージしてしまっていました。
なぜ自分ができないことが相手に求めるのは矛盾しているのに完全にその視点が抜け落ちていたんですね…
ということで、生きることはできるけど、あたたかな現地の方との交流は期待しない方がいいと思います。
私はここまで風当たりが強く厳しいと思っていなかったため敢えて強い表現で書かせていただいております。
じゃあ行くなってことですか?
何もできない自分、現地の言葉を全く習得せずに渡航してしまったことに後悔し
話せない人間に人権はないから行かない方がよかったのかなと、フランス全体に謝罪の念を抱くときもありました。
そんなことはないですね。ネガに振れすぎました。
どれくらい話せれば渡航が許されるのでしょうか。
海外旅行は時間とお金と体力、すべてが嚙み合わなければ実現しないです。
そこに言語習得という条件を追加して、機が熟すのを待っていたら永遠に国境を超える日はさらに遠のきます。
そもそも話せなくても行っていいのかな…と迷っている時点で行ってみたい民、そして行けそう民なんだと思います。
せっかく芽生えたやりたいことを刈り取ってしまうのは勿体ない。
できないことは想像以上に多いけど、行ってみて知れたことも本当にたくさんありました。
今このタイミングで行くしかなかったし、後悔はありません。
というわけで、英語が話せず海外に行くとそれなりに自分の至らなさに絶望するのでガッツは必要ですが、それでも行くっきゃないというお話でした。
少しでも参考になれば幸いです。おしまい
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