金持ちにも美人にもなれない自分をパンに例えて励ます

私は元から運動神経もないし、東大に行けるほどの学もない。
顔もどちらかと言えばゴリラだし、コミュニケーション能力もない。

でも、それでもお金持ちになれるんじゃないかとか、
なんか超能力があるんじゃないかとか
部屋の小窓から小動物が現れて裏社会で魔物を倒す選ばれしプリキュアになれんじゃないかとか
要は何か特別なのではないかと正直ちょっと思っていました。(本当に恥ずかしい)

でも歳を重ねる毎に自分の可能性のなさ、伸びしろの小ささを思い知って
想像以上に今できること、これからできることは限られてる、そういう現実を突きつけられて苦しくなります。

なんせ、既に取り返しがつかないほど差が開いているんですよ。
明らかに金持ちになりそうな人は勤務先も年収も住んでる場所も何もかも違うし、
15kg痩せても橋本環奈にはなれない。

私には目立った才能がない。紛れもない当たり前すぎる事実です。

こんな高望みしている自分はこれからどう生きるか。

結論

パン屋に例えると楽になる

こんな独りよがりの文章です。

いつも同じパンを頼むとは限らない

パン屋に行って毎回同じパンを食べますか?

めっちゃ好物だとすればおんなじパンばっか頼むかもしれんけど、

私は日によって頼むものが違います。

クリームパンがめっちゃ好きでもたまにはあんぱん食べたいし、
基本甘党だけどたまにはしょっぱいパンも食べたくなります。

メロンパンはカレーパンにはなれないですよね。

人も同じで、皆が皆同じでないから気分によっちゃ選ばれたりするんだろうと思うんです。

ドラマとか映画の中でも美人や若い人の方が主人公だけど、
おばあちゃんにしか出せないあたたかさや安心感もあります。

若さや美しさがもてはやされる頻度は高いのは認めたうえで、それがすべてではないのもまた事実です。

いいところがないと書きましたが、何かしら特徴がある時点で
もうそれは立派な味のあるパンの1つで、
あ、この味のパンを食べたいなと手に取られる可能性はあると思うのです。

クリームパンはクリームパンだと認めたほうがいい

クリームパンがカレーパンになろうとして具をカレーにするのは明らかに無謀だし、
美味しさが台無しになってしまいます。

クリームパンはクリームパンとしての美味しさを追求した方がよいと思うんです。

カレーパンになれないのはクリームパンの限界です。それは認めた上で

できる範囲で最大限長所を伸ばした方がより魅力が増しますよね。

人でもそれは同じことなのかなと思います。

選ぶのは常に相手

ここで、クリームパンの中でも順位がつくだろ、という反論があると思います。

わたし
わたし

クリームパンでもうまいのと不味いのがあるよね、私は不味いクリームパンだし…

わたし
わたし

クリームパンを求めてる人がいても私を選ばないじゃん…

そうなんですよね。選ばれるものと選ばれないものがいます。

王道の人気者でなくても、気分によっちゃ選ばれるタイミングが来ると思うのです。

クリームパンの中でもヤマザキのクリームパンと一流シェフのクリームパンは全然違います。

後者の方がいいじゃんと思われそうですが、

毎日シェフのクリームパン食べないですよね。なんか高そうだし。

たまに凄いジャンクフードを食べたくなる時もあります。

チープな中でもチープ界で選ばれる努力をしてれば、
安っすい味を食べたいって時に思い出される存在になれるかもしれないです。

加えて、味には好みがありますよね。

カスタード多めコッテリ味が好きな方がいれば、ミルク強めのクリームがお好みの方もいると思います。

美味しさを決めるのはいつだって食べる側です。

私に魅力がないと自分で思っていても、それは自分の意見に過ぎなくて

相手からしたらそこがええんじゃん、となることもあるかもしれんのです。

不味いかもしれんけど自分にできる限り鍛錬して、後は相手の出方を待つしかないと思うのです。

私は今、クリームパンにカレーを詰めようとしている

わたし
わたし

特徴があるのは分かった

わたし
わたし

それが私の魅力となりうることも分かった

わたし
わたし

でも金を稼ぐ才覚や美しさには繋がらないよね?

そうなんですよね。しょうがない。

多分私はビジネスとかの才能はなくて、現代社会を生き抜く上ではどうでもいい能力しか持っていないんですよ。

それでも金持ちになりたい、と考えるのであれば成果をすぐに上げることを望んではいけないと思うんです。

パンでいうなればクリームパンの具をクリームからカレーに変えようとしているわけです。

いきなりなんでうまくいかないんだろう…と悲劇のヒロインぶりたくなりますが
主語が自分ではなくパンだと仮定すると

わたし
わたし

そりゃ、すぐうまくいかないのも当然か…

とくすぶった現状を仕方ないものとして受け入れられます。
かなり無理な芸当を身に着けようとしているのだから、一筋縄ではいかないのは当然で
うまくいかない前提で謙虚に頑張ろうと思えました。

もともと特別なオンリーワンなんてきれいごとは言えない

なんがガチャガチャした文章になってしまいましたが

  • 誰にでも特徴はある
  • 特徴は長所にも短所にもなりうる
  • 同じような特徴を持っている中で選ばれるかは自分にはコントロールできない
  • 特徴を活かせないことをするのには時間がかかるから短期的に成果を望んではいけない

と思ったお話でした。

この文章を書いているときに世界に一つだけの花が浮かびました。

花がパンになっただけで似たようなことを書いている気もします。(曲に謝れ)

ただ、この曲って難しいなと思いました。
曲の終わりに「もともと特別なオンリーワン」と締めくくられています。
もともと特別であれば努力しないでもよさそうです。
確かに一人一人の命は尊いし、それぞれの命の重さを測って比べることはできません。
そういう意味では特別なオンリーワンです。

でも元々の能力によって得られるものよりも高い環境に
自分の身を置きたければ努力しないといけないんですよね。


そもそも花屋の店先に並んでいる時点で、既に選ばれし花なんですよね。
そりゃ、人それぞれ好みはあるけどどれもみんなきれいだねとなるわけですよ。

やさぐれて揚げ足取りをしてしまいました…
比べたり競争したりするのがナンセンスって話ですよね。
人それぞれの好みによっては選ばれるように
自分にできる最大限の努力を重ねて
しゃんと胸を張っていくしかないのでしょう。

何だかんだ世知辛い世の中です。
とりあえずクリームパン食べて元気を出そうと思います。

本格的に何の身にもならない文章でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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